そこで、カデルスと呼ばれる派手で装飾的な書き方で華やかさを出しました。
このタイプの写本も多く残っていますよね。
左の写真は、本分の最初の大きな頭文字です。
〈Gallery〉ページの全体図をみていただくと、右のページにも大きな文字があるのが分かると思います。
カデルスは長く伸ばしたり、階段状に交差したりする書き方が特徴的です。
単色で作っても、これだけの文字を書くと、だいぶインパクトがあります。
画数も多いので、バランスは重要☆
確かに慣れるまでは難しいのですが、羽根ペンを使いこなせるようになると、思い切って書くのは心地好いものです。
遠くの目標に向かって「・・・・・・っえい!」という感じです。
勢いと思い切りは大切(^−^)♪
要は度胸です**
左の画像では、細かいチリチリッという飾りや「丸に点(?)」も着いています。
これはペンの角を使って書く、ちょっと珍しいテクニックです。
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