“ for MG ”

 

ルクソイ体・グリークアンシャル体・チルベルト王の書記書体

ファブリアーノ細目・ガッシュ・金箔・金粉

マット・キャンソン紙・リボン 他

 

尊敬してやまないガチーニ先生への感謝の気持ちを込めて作った、本当に特別な作品です。

HPに掲載しても良いと言ってくださったので、詳細ページを作ろうと思います。)

 

一昨年1年がけで身につけたメロヴィンジアンで、楽しい雰囲気作りを心がけて作りました。

『この 美と驚きに満ちた世界に導いてくださって ありがとうございます

「美と驚きに満ちた世界」とは、もちろん、カリグラフィーの世界の事です。

去年の“小さな作品のプレゼンテーション”で、先生へのカードを作った時に「これ!」という文章を使ってしまったので、今回は文章を考えるのにとても苦労しました。

 

↑金箔の縁取りは 黒に見えますがムラサキです。

先生のお名前のイニシャルMGに、カリグラフィーに使うこまごました道具を描きました。

(羽根ペン・紙・筆・絵の具・梅皿・インク・色鉛筆・消しゴム・サンダラックゴム)

このピンク系の紫色はMGスクールに通い始めた初期に習って好きになり、よく使う色です。

私の紋章(参考:Heraldryページ)にも使った色なので、絶対にこの色で作ろうと思いました。

大切な“Beauty”と“Wonder”は目立たせたかったので、上部の明るいムラサキから“Thank you”の濃いムラサキに繋がるようにマーブリングで。

いろいろしすぎちゃって、ちょっとうるさくなってしまいましたが、気に入っていただけたのか気になります。

 

お渡しする時には、ちゃんと台紙に入れて、もちろん封筒も手作りしました。

“小さな作品のプレゼンテーション”のクラスで習った封筒にマチをつけて作ってみました。

リボンをかけて、こんな感じ(←写真左)に。

封筒を開けると、こんな感じ(写真右→)です。

マットを折って台紙にしました。

ちょうどイメージの合う色のマットや、封筒用の紙&リボンがあってよかったです。

台紙に関して、今までも「作品をきちんと保護しながらきれいに見せる方法」をいろいろと模索してきましたが、今回の方法はわりあい良かったかも。

今後も 何かに活用できそうです。

MGスクールの生徒有志にて半年近く前から進めてきたこのシークレットプロジェクト。

メンバーの間では“SWAN”と呼び合って、ひたすら先生に隠してきまた。

この日の日記はここ→ Diary2006.01 01/28

緊張していたので、先生がどんなお顔で私の作品を見て下さったのか、肝心のその部分の記憶が飛んでいましたが、ステキな写真を頂きました(←写真左)

ちょうど封筒をあけている所のようです。

最終課題の時期に重なって、みんな苦労しましたが、先生に喜んでいただけて全員ゴキゲンです。

本当に良かったです。

プロジェクトを企画して下さったT野さん、お手伝いして下さった皆さん、ありがとうございました。

さて、今日からは國際書道連盟展用の作品と、先学期の最終課題と、今学期の課題と、頼まれていると商品用の作品と、あと・・・あと・・・ああ、お祝いの作品と・・・あと・・・。

とにかくがんばります(^−^)**

 

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