< No.12 >

第36回 國際書道連盟展

東京上野公園内・東京都美術館 にて

2006年2月20日−26日

*** 準特選賞 受賞 ***

 

 

2年に一度のペースで出品している國際書道連盟展、今回で4回目の出品になります。

今回もうれしい賞をいただきました。

応援ありがとうございました!

 

そして、短い会期中に、わざわざ足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

今回は、「カリグラフィーの奥深さ」を、堅苦しくなく、より身近に感じていただけるように、 「細かい所まで興味を持っていただけそうな作品」 「ヒミツ(込めた思いやテクニック)を知って、喜んでいただけそうな作品」 をテーマに、出品作を選びました。

直接ご説明できた方々には、楽しんでいただけたのではないかしらと思っています。

 

【関連日記】
2/26
 最終日です!今日の國際書道連盟展

2/24 ありがとうございます!今日の國際書道連盟展
2/23
 ありがとうございます!今日の國際書道連盟展
2/21
 いよいよ始まりました!今日の国際書道連盟展
2/11
 ★出品のお知らせ★ 『 36 國際書道連盟展

 

出品作品のご紹介

 

@ Art of Beauty” 2005

  書体 メロヴィンジアン体

(拡大文字,グリークアンシャル体,ハーフアンシャル体,ルクソイ小文字体,

チルベルト王の事務書体)

  道具 羊皮紙(ヤギ)・羽根ペン・酸化鉄インク・ガッシュ・金箔・金粉・プラチナ箔

  内容 「女性の美」について、精神面と表面の両方からふれた、ローマ帝国時代の

ベストセラー本より引用。

多くのシンボルなどを、細密画で盛り込みました。

書体も道具も珍しいもの尽くし。内容にあわせた挿絵も華やかな、面白い作品です。

  参照: gallery3 ・ 詳細ページ

 

 

 

A William Tell 2007作  ** 準特選賞受賞作品 **

  書体 ロマネスク体、ロマネスクスタイルの拡大文字、ルスティカ体

  道具 羽根ペン・ガッシュ・金箔・金粉

  内容 ウィリアム・テルが象徴するスイス建国の物語。

この作品の中で帽子はTellの敵を象徴し、リンゴを射抜いた矢は、

後半で帽子がかかった棒を倒します。

初期ゴシック期のエレガントな書体と、軽やかな装飾デザインが特徴です。

  参照: gallery4 ・ 詳細ページ

 

 

8月には、今年の新作を2点出品する予定の展示会を控えています。

また、今年はパリの仏国立図書館で写本研究をする許可を頂いていますので、その旅も。

今年も忙しい年になりそう(^−^)**

このページの更新も、できるかぎり滞らないようにしますので、これからも応援よろしくお願いします!

 

 

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