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第34回 國際書道連盟展

東京上野公園内・東京都美術館 にて

2006年2月21日−26日

*** 準特選賞 受賞! ***

 

 

3回目の國際書道連盟展への出品です。

今回は、芸術暗黒時代といわれる程の 地味な文字と地味な装飾の時代の作品を一点と、芸術花盛りのきらびやかで装飾たっぷりの時代の作品という、まったくタイプの違う2点出品しました。

期間も時間も短く、一回しかない週末はずっと冷たい雨が降り続くという状況でしたが、連日たくさんの方に来ていただいて、本当にうれしかったです。

ありがとうございました!

(展示会 会期中の日記はこちら → 20062月の日記 )

 

また、今回も入賞の栄誉を預かり、ひさびさに“信じられないくらいうれしい♪”という感覚を思い出しました。

ああ、ホントにうれしい!

展示会はたくさんの方々の、様々なタイプの作品をじっくりゆっくり見られるので、ほーんとに楽しいですよね。

こうやって賞を頂いたりすると、次の作品へのプレッシャーのようなものに襲われたりもしますが、結局作るのが好きなので、その苦しみも歓びです。

 

出品作品のご紹介

 

 

HONOUR   新作です

書体 : ゴシックテクスチューラ ほか

材料 : ガッシュ・金箔・金粉・羽根ペン・ファブリアーノ細目 ほか

内容 : 中世ヨーロッパの騎士道精神について

見所 : 典型的なゴシック風にしようと、赤と黒のテキストスタイルにしました。

      羽根ペンの利点を生かして、テクスチューラ体が硬くならないように

気を遣いました。

細かい細密画で、騎士の生きた時代の様子を描いてあります。

参照 : gallery3 ・ 作品詳細ページ

 

 

MONASTERIUM SINE LIBRIS   準特選賞 受賞作品

書体 : メロヴィンジアン書体                                                   

(ギリシャ角度のアンシャルとハーフアンシャル)

材料 : ガッシュ・金箔・金粉・羽根ペン・ファブリアーノ細目 ほか

内容 : 修道院における、写本の重要性について

見所 : 上半分にはラテン語で、下半分は英語の訳を配置してあります。

      メロヴィング王朝時代の組みひもなどの飾りをデザインに入れました。

参照 : gallery2 ・ 作品詳細ページ

 

 

来年は、MGスクールの創立15周年記念の展示会があります(あれ?10周年だったかな)。

記念の展示会のためにも、またがんばって作品をつくらなくちゃ。

これからも応援よろしくお願いします。

 

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